紫陽花もそろそろ盛りを過ぎた。もう来週から7月だ。今年も半分が終わろうとしている。年明けから、初の闘病体験リスニング・ツール「dimensions」開発の最終段階の仕上げにとりかかってきたが、いくつか技術的な難問に直面しながらもなんとかこれらを乗り越え、やっとようやく来月からのサービスインが見えてきた。
この半年間に、リサーチ・イノベーションやソーシャル・リスニングなどの考察を通じ、dimensionsという、この全く新しいツールの今日的意義や果たすべき役割などについて、理論的基礎固めができたと思う。またTOBYO本体も可視化領域は約2万9千サイトに達し、当初の目標であった3万サイト可視化まであと少しのところまで来た。言うまでもなく、TOBYOの可視化領域の広さが、dimensionsのツール・パワーの源泉なのである。
今日は日曜日だが、最終段階に来たdimensions開発ミーティングを実施。7月4日(月)からのサービスイン開始を確認した。これにともない、4月からさまざまな方々にモニターしてもらっていたdimensionsデモバーションは、7月1日をもってテスト終了となる。
今後dimennsionsは、主として医療関連分野の企業ニーズに応えながら、さらに新規サービス領域の共同開発、応用分野の研究プロジェクトなど多方面の多様なニーズに対応し、できるだけオープンにコラボレーションする機会を作っていきたいと考えている。
三宅 啓 INITIATIVE INC.