続々とリリースされるiPhoneの医療関係アプリ。だが、これをはたして医療関連アプリと呼ぶべきかどうか・・・いささか躊躇もあるが、「赤ちゃんの泣き声翻訳アプリ」というものが登場した。その名もズバリ「Cry Translator」。赤ちゃんがなぜ泣いているのか、なぜむずがるのか、その原因がわからない若い新米両親に、泣き声を翻訳しその原因を解明して伝えるアプリである。
原因は「空腹、眠い、困惑、ストレス、退屈」のカテゴリーに分類されており、90%の精度で泣いている原因を突きとめられるという。
「ほんまかいな?」と、思いっきり眉に唾をつけて説明を読んだが、このようなアプリが登場するということは、やはり両親の「親パワー」が劣化してきたということか。今まで普通の母親なら、赤ちゃんの泣き声を聞き分けられたはずだ。
だが、赤ちゃんの泣き声を「翻訳」できるとすれば、これは他にも応用がきく。たとえば犬の鳴き声を「翻訳」するとか、ペット用の翻訳アプリが登場してきてもよさそうだ。
三宅 啓 INITIATIVE INC.